日替わりご奉仕


  


その日、なのは、フェイト、スバル、ギンガ、ヴィヴィオの五人は
ある一室で話し合いをしていた
といっても、実質はヴィヴィオ以外の四人で、だが

「それじゃあ、みんなユーノ君が好き、ってことだね?」
「うん」
「はい」
「ええ」
「…で、譲る気はない、と」
「なのはのお願いでも、これは聞けない」
「たとえなのはさんが相手でも、負けません」
「愛は勝ち取るもの、って誰かが言ってましたし」
「…じゃあ、みんなでユーノ君を愛そう♪」
と、とんでもない提案をするなのは
しかし…
「さすがなのは、いいアイディアだ」
「はい、最高のアイディアです♪」
「それなら、誰にも平等ね♪」
と、いう感じでみな肯定の意を示した

こうして、日替わりでユーノと過ごすということに決まったのだった…

月曜日

「ユーノ君♪」
「あれ?なのはどうしたの」
「お昼休みでしょ?お弁当持ってきたから食べよ♪」
「はは、ありがとなのは。いただくよ」
ということで、二人は休憩室へ
「はい、どうぞユーノ君♪」
「ありがと…さて、どんな…?!」
お弁当のふたを開けてユーノは絶句した
それというのも、ご飯の上にはハートマークの形に桜デンブが振り掛けられ
その隅には、そぼろで作ったフェレット…ちなみに、モデルはユーノだろう
さらには、器用にハンバーグでなのはとユーノの顔
他にも、決して人に見られたくないほど恥ずかしいくらいの”愛妻弁当”だった
「…はは、さすがなのは…うん、味もいい♪」
「えへへ、ありがと♪」
さすがに驚いたものの、味は申し分ないし
なのはが、自分のために作ってくれたのだ。すぐに、かきこむように食べ始めた
「あ、ユーノくんほっぺにおべんと付いてるよ♪」
「え?どこ…」
「ここ…ちゅ♪」
「あ…」
「…えへへ、ご馳走様♪」
「…もぅ、なのはったら」

「ご馳走様…昼休みが終わるまでまだ結構あるな」
「じゃあ、はいユーノ君…膝枕♪」
「え?」
「ほらほら♪」
「あ、ちょ、なのは?」
戸惑い気味のユーノを、半ば強引に引き寄せるなのは
「はい、いらっしゃい♪」
「…もぅ、なのはったら」
「えへへ♪…ちゅ」
「ん…」
「ん〜♪ユーノ君の髪、さらさら」
「はは、ありがと」
「私の膝枕はどう?」
「うん、柔らかくて温かくて最高だよ♪」
「にゃはは、そんなこと言われたら照れるよ♪」
と、いった感じで二人は楽しいひと時を過ごした
そして、いつの間にか昼休みは終了していた…

火曜日

「今日は、ユーノさんの秘書をします!」
「え?」
「大丈夫です、お邪魔はしませんから」
「いや、そうは思ってないけど…どうしたの?ギンガさん」
「いえ、単にお手伝いしたいだけです」
「あ、そう…」
あまりに単純明快な答えに、ユーノもうなずくしかなかった

「さて、じゃあまずは掃除ですね♪」
そういって、ギンガは司書室の掃除に取り掛かる
「まずは、ごみの整理ですね」
ぱっぱと、ごみを整理する
「次は、床を掃いて」
ささっと、ほうきで床を掃く
「で、最後に水拭き…と」
もともとあまり汚いわけではないが
先ほどよりも綺麗になった
この間、わずか一時間

その後、ユーノの手伝いのため無限書庫内へ
「ユーノさん、お手伝いに来ました」
「あ、ありがと…じゃあ、そっちのほう手伝ってもらえる?」
「はい、わかりました」

休憩時間、司書長室でコーヒーブレイク
「ふぅ、ギンガさんのおかげで今日は助かったよ」
「いえ、私なんか…」
「ううん、そんなことないよ。ここだって、見違えるほど綺麗になったし」
「はは、ありがとうございます…そうだ、よければこれどうですか?」
そういって、ギンガが取り出したのクッキーだった
「わ、おいしそう♪」
「えっと、私が作ったんであまり綺麗じゃないんですけど…」
「そう?十分綺麗だと思うけど…じゃあ、頂きます」
「あ、ちょっと待った!」
「あ…え?」
まさに、クッキーを口に入れようというときにギンガが待ったをかける
「どうしたの?」
「えっと…こ、こういうの一度やってみたくて…ん」
「え?…あの、ギンガさん」
そういうと、ギンガはクッキーを口に含む…と言っても、端のほうをくわえているだけ
その状態で、ギンガはユーノに近づく
「…」
「……ぱく」
恥ずかしいが、さすがにこのままはまずいので
ユーノはクッキーをくわえる

その後は、気恥ずかしさがあったものの
すぐにいつものように…

「ユーノさん、肩揉みしましょうか?」
「あ、いい?じゃあお願いしようかな」
「はい♪…相変わらず、大きな背中ですね」
「そうかな?小柄なほうだと思うけど」
「いいえ…なんか、ほっとします♪」
そう言って、ユーノの背中にほほをつける
「ギンガさん?」
「あ、えへへ♪つい…」
「…はは」
そういって、舌を出すギンガに
ユーノも笑みをこぼす

「ユーノさん♪」
「ん?」
「えへへ、大好きです♪」
「…僕も大好きです♪」
そして、互いに唇を合わせる
その後、周りはお構いなしな
二人だけの空間が形成される
そして、気づいたときには、すでに休憩時間は過ぎていた

水曜日

「ユーノさん、一緒に買い物にいきましょう♪」
「え?」
ということで、スバルに半ば引っ張られる形で
ショッピングモールへ

最初に訪れたのは洋服店
「ねぇ、ユーノさん?これとこれ、どっちがいいと思います?」
「はは、どっちもよさそうだけど…」
「もぅ、わかってないなぁユーノさん」
「え?」
「どっちが、ユーノさんの好みか、って聞いてるんですよ♪」
「ええ?どっちが好みかって…」
そういわれると困る
なにせ、どちらも肌の露出が多い
もちろん、そういった類のものではないので問題はないのだが…
「…正直、目のやり場に困るというか」
「え?…ふふ、ユーノさんかわいい♪」
「ちょ、スバル?恥ずかしいから抱きつかないで〜」

その後、スバルがユーノの服を見立てた
ちなみに、藍色のジーンズにラフなタイプのTシャツ
紺色のジャケットというシンプルなもの
それから、二人はゲームセンターへ

「あ、新作でてる♪」
「スバル、格闘ゲームやるの?」
「はい、これでも結構実力あるんですよ」
「へぇ、それはぜひ見てみたいね」
「えへへ♪なら、お見せしましょう」
そういって、早速筐体へ代金を投入
見る限り、ファンタジー系で
キャラ特有の特殊能力と、体術を駆使して戦っていくものらしい
「んじゃ、手始めに♪」
そういって、スバルがなにやらボタン入力する
すると…
ドガガガガガガガっ!!
「え?!」
「へへん、まず一勝♪」
目にも止まらぬ、というのか
あっという間に、相手のライフをゼロにしてしまった
「今のは…」
「ハメ技…対人でやると怒られるけど、CPU相手だからね♪」
「へぇ…」
こういったものに疎いユーノには、その意味はよくわからなかったが
すごいことをした、というのはわかる
その後、30分足らずで全キャラを攻略してしまった

「すごかったね」
「えへへ、やりこんでるから♪」
実際、スコアはトップ
周りの人たちも、驚きを隠せなかった
「でも、やっぱりすごいよ。僕からしたらあんなの…スバル?」
「…かわいい♪」
見ると、スバルはUFOキャッチャーのガラスにべったり張り付いている
どうやら、景品のぬいぐるみが気に入ったようだ
「スバル、欲しいのでもあるの?」
「え?…えっと、はい…」
「どれ?面白いもの見せてくれたお礼に、取ってあげるよ」
「え?でも…」
「いいから…どれ?」
「…えっと、あの犬」
「…あれだね?…よし」
そういって、ユーノは筐体に代金を投入

「はい、スバル」
「わぁ、ありがとうございます♪」
その後、わずか二回でお目当てのぬいぐるみをゲットしたユーノ
「でも、ユーノさんってすごいですね」
「え?なにが」
「だって、聞いた話によるとUFOキャッチャーって"貯金箱"って言われてるんですよ?」
「あ、あはは…言い得て妙だね」
「だから、ユーノさんはすごいです」
「はは、ありがと…さて、そろそろ何か食べようか?」
「あ、じゃああそこにいきましょう♪」

そして、二人がやってきたのはアイスクリームショップ
「はふぅ〜♪」
「はは、ずいぶん嬉しそうだね」
ユーノは、シングルのチョコミント
スバルはなんと五段重ね、バニラ、ストロベリー、チョコ
ラムレーズン、オレンジシャーベット
それを眺めるスバルの瞳は、きらきらと輝いている
「あ〜…む♪…う〜ん♪しやわせ〜♪」
「…ほんと、幸せそうだね」
「はい♪…あ、なんなら味見してみます?」
「え?いいの」
「はい…あ、少しだけですからね?」
「はは、わかってるよ…ぱく」
「あ…」
「うん、おいしい…どうしたの、スバル?」
「…えっと、そこ私が食べたとこ」
「え?…あっ」
そう、スバルが口をつけたところを食べたということは
間接キスとなる
「…えっと、その」
「…」
しばしの沈黙、そして…
「…ねぇ、今度は間接じゃなくて…直接、して欲しいな?」
「スバル…うん」
「ん…んふ」
そして、互いの唇を合わせる
「…へへ、ユーノさん♪」
「ちょ、アイスとけるよ?」
「ん〜…ユーノさんとこうしてるほうが好きだし、いいや♪」
「…まったく、スバルは甘えんぼだね」
「そうだよ?だから、目いっぱい甘えさせてね♪」
「ふふ、いいよ。スバルなら大歓迎だよ♪」
と、いった感じで二人は周りの目も気にせず情事にふけったのだった

ちなみに、その日アイスクリームショップでは
なぜかコーヒーが過去最高数売れたらしい

木曜日

「ユーノ、お花見行かない?」
「え?お花見」
「うん、いいところ見つけたの♪」
「へぇ、いいね…あ、でも今からじゃ」
「大丈夫、穴場だから♪」
「そうなの?…じゃあ、せっかくだしいこうか」

「わぁ、すごい…確かに、これは来たかいあるね」
「でしょ♪」
目の前には、満開の桜
しかも、フェイトの言うように穴場なのか
人もまばらで、静かに桜を眺めていられそうだ
「さ、とりあえず乾杯しよ」
「あ、いいね♪」
とりあえず、花見酒としゃれ込む
「あ、お弁当も作ってきたからよかったら食べて
 …まぁ、なのはほどおいしくはないと思うけど」
「そんなことないと思うけど…頂きます」
「…どう、かな?」
「うん、おいしい♪文句なしだよ」
「そ、そう?…えへへ、よかった♪」
ユーノの言葉に、満面の笑みを浮かべるフェイト
実際、お弁当はどれも文句なしに美味で
そこらの料理店でも出せるのではないかというくらい

「あ、ユーノ、どうぞ♪」
「あ、ありがとフェイト」
お弁当も一通り食べ終え、桜を見ながら
フェイトにお酌をしてもらう
至福の一時だ
「ふぅ…あ、フェイトもどうぞ」
「あ…えへへ、ありがとユーノ」
そして、お返しにフェイトにも
「いやぁ、ほんと気持ちいい陽気だね」
「うん、そうだね♪」
そう言いつつ、互いにお酌をしあう

一時間後

「ユーノ♪」
「なんだい、フェイト」
「ん〜♪」
「はは、甘えんぼだね…ん」
「んん♪」
「ふふ、かわいいねフェイト♪」
「えへへ♪」
といった感じで、酔っ払い二人組みは
人の目もはばからず情事にふけるのだった…

ちなみに、二人が正気に戻った頃には夕方になっていた

金曜日

「ユーノパパ♪」
「ヴィヴィオ、どうしたの?」
「あのね、おままごとしよう♪」
「おままごと?」
「うん♪」

正直、この歳になっておままごとは、と思うが
ヴィヴィオがしたいといっているのだ、それを断ることなどできない
ということで…

「夫婦、って設定で、ユーノパパはお仕事から帰ってくるところからだよ♪」
「はは、うんわかったよ♪」
そして、いったん部屋をでる
「ただいま」
「お帰りなさい、ご飯にする?お風呂にする?
 それとも…あ・た・し?」
「ぶっ?!」
とんでもないセリフに、吹き出すユーノ
「あれ?違った」
「そうじゃないけど…どこで聞いたの?」
「なのはママ♪」
「…あ、そう」
納得のできすぎる答えに、ユーノは頷くしかなかった

その後、ライダーごっこ…なぜかとは聞かないで欲しい

「変〜身!…とう」
「ライダーか?!」
「いくぞ、必殺…ライダーキック!」
「うわぁ、やられた〜?!」
(…というか、なんで初代知ってるんだろう?)

「あ〜…ん♪…おいしい♪」
「はは、よかった♪」
三時のおやつ、ユーノの作ったホットケーキをほおばるヴィヴィオ
「んぐ…ねぇ、ユーノパパ。DVD見よう♪」
「ちゃんと、歯磨きをしてからだよ?」
「うん♪」
ということで、その後はアニメのDVD鑑賞
ちなみに、ヴィヴィオはユーノの膝の上に乗って鑑賞

「…こうして、ももたろうはおじいさんとおばあさんと幸せに暮らしました♪」
「うん、すごいなヴィヴィオ。完璧じゃないか」
「えへへ♪」
勉強の成果を見せようと、ももたろうを朗読するヴィヴィオ
ちなみに、漢字が随所に入っている少し難しいタイプ

「…す〜…す〜…」
「はは、疲れたみたいだね…おやすみ、ヴィヴィオ♪」
そして、お昼寝をするヴィヴィオを優しく見守るユーノだった

土曜日

「おはよう〜…」
「おはようございます、ご主人様♪」×5
「わ?!…ど、どうしたの」
目の前には、メイド服を着たなのは、フェイト、ギンガ、スバル、ヴィヴィオの五人
「んとね、せっかくだし皆でユーノ君と一緒にはどうかな、って思ってね」
「それなら、普段しない格好で、ってなって」
「メイド服になりました」
「やっぱり、ご奉仕するならこれだよね♪」
「かわいいでしょ♪」
「う、うん…すごく、かわいいよ皆」
もとがいいため余計にそう感じる
しかも、ギンガに至ってはなぜかメガネまでかけている
さらに言えば、皆絶対領域まで完璧だ
「というわけで、今日は目いっぱいご奉仕します、ご主人様♪」

「はい、あ〜ん♪」
「あ〜…ぱく」
「おいしいですか?ご主人様」
「うん、おいしい♪」
「えへへ〜♪」

「どう、ですか?ご主人様」
「うん、おいしいよ♪」
「えへへ、よかった♪」
「…まぁ、若干焦げてる部分もあるけど、ね」
「あぅ…ごめんなさい」

「さ、召し上がれ♪」
「はは…これは、ちょっと勇気要るかな」
「あら、どうしてですかご主人様?」
「いや、だってこうもでかでかとハートマークが書かれてると…」
「あら♪愛情の証みたいなものよ♪」
「は、はは…そう、なんだ」

「はい、召し上がれご主人様♪」
「…えっと、ちょっとこれは」
「嫌い、だった?」
「いや、そうじゃないんだけど…これって」
「おっぱいプリン♪」
「わー!わー!!女の子がそんなこと言ったらだめ!」
「え?でも普通だよ、売ってるとこあるみたいだし」
「…そうなの?」
「うん♪…あ、ちなみにこれは私ので取った型で作りました♪」
「……はい?」

「はい、あ〜ん♪」
「あ〜…ぱく」
「おいしい?」
「うん、おいしい♪」
「えへへ〜♪」

「ふぅ、癒されるな…」
湯船でそうつぶやくユーノ
「さて…ん?」
身体を洗おうと湯船を出ようとして
脱衣所に人影を発見。どうやらなのはらしい
…というか、皆いるようだ
「ん?どうかしたのかな…」
と、思った矢先ドアが開く
「ユーノ君、お湯加減どう?」
「なのは、脱いだ服くらいちゃんとたたまないと」
「フェイトさん、どうせ洗うんだしいいじゃないですか」
「スバル、そういうこと言ってると、普段からそういうことにルーズになっちゃうわよ?」
「お風呂お風呂〜♪」
「って、ちょっと皆?!なんで入ってきてるの?!」
そう、どういうわけか皆お風呂場へと入ってきたのだ
無論、何も着ずに…
「なにって、もちろん”ユーノ君を洗って”あげるの♪」
「…ちょっと待って?そこは、背中を、じゃないの?」
「ユーノ、今私達メイドだよ?」
「メイドはご主人様に尽くすもの」
「もちろん、こういった場面でも、ね♪」
「洗いっこ〜♪」
「ええぇ〜…?」

「…あの〜?どうしてこうなっているのでしょうか?」
「え?身体洗ってるだけだけど」
「うん、それはわかるんだけどね…」
そう、なのはの言うとおりだ
ただ、身体を洗ってもらってるだけ…なのだが
「どうして、身体をくっつけるのかな…?」
そう、なぜだかなのはとスバルとギンガの三人は
それぞれ、ユーノの背中、右腕、左腕に
自分の身体を押し付けている…無論、やわらかい感触とともに
「だって、スポンジないんだもん」
「そういうことです、スポンジがなきゃ洗えませんよ?」
「で、その代わりにこうしている、ということです♪」
「あ〜…うん、まぁ、わかるっちゃ、わかるよ?」
確かに、ないものは仕方ないし
その代わりを使うというのも理にかなっている
…だが、さすがにこれは
「その、気持ちはありがたい…って、フェイト、ヴィヴィオ?どうしたの」
丁重にお断りしよう、としたユーノの前に
フェイトとヴィヴィオ…無論、隠すことなどしていない
「いや、やっぱり隅々まで綺麗すべきかなぁ…って」
「きれいきれい〜♪」
「…いや、フェイトどこ見て言ってんの?」
「大丈夫、ちゃんと綺麗にするから」
「って?!ちょ、なにする気?!」
「大丈夫だって、ヴィヴィオも一緒だし」
「一緒〜♪」
「いや、なおさら悪いって?!」
「あ〜、フェイトちゃんずるい」
「抜け駆けはなし、ですよフェイトさん」
「そうですよ?平等に、です」
「ん〜、じゃあ、順番に♪」
「って?!だから、なにをする気〜?!!!」

「…ふぅ」
自室へと戻ったユーノは、深いため息をつく
「今日は…いろんな意味で大変だった」
そういって、ユーノは今日の出来事を思い出す
「…って、よく思い返せば遊ばれただけのような」
なんだかんだと、お風呂のあともドタバタとあった
まぁ、その大半はユーノがおもちゃにされただけなのだが…
「…でもま、楽しかったしいいか」
そう思うことにして、ユーノは床についた

「…のに、君らはなんでいるのかな?」
「私たち、メイドさん」
「メイドは主に仕えるもの」
「もちろん、夜寝るときも一緒」
「そういうこと♪」
「一緒一緒〜♪」
「…あ、あはは」

どうやら、夜はまだまだ長いようだ…







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あとがき
  はい、というわけでいかがでしたでしょう
…まぁ、長いっつうのは重々承知です、そのおかげでここまでかかりましたし…
つっても、一週間を書くってなるとこれくらいいきますよ
しかも、皆個性的だし(笑)
ま、とりあえず楽しんでいただけたなら、幸いです〜♪

      
 
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