お正月は…


   




「あけましておめでとう♪」
「おめでとう♪」
「おめでとさん♪」
なのは、フェイト、はやてはそう言って頭を下げる
「にゃはは、なんかこうして改めてやると照れくさいね」
「うん、そうだね…」
「まぁ、でも一応日本人ならではの挨拶やしね」
「まぁね」
「そういえば、今日はシグナムたちは?」
「ああ、みんなレティ提督に拉致られたわ」
「拉致…って、ああそういうこと」
「大変だね、シグナムたちも」
「まぁ、うちじゃあの人の相手はできんからな」

その頃

「さぁ〜、飲んでる〜?みんな〜♪」
「は、はい」
「まじぃ…」
「えっと、そろそろお止めになったほうが」
「…無駄だ、シャマル。好きにさせるしかない」
「にゃはは♪、無礼講だ〜い♪」

「確かに、未成年だからね」
「うん…」
「あはは、ま、ちゅうわけで今日はうちら三人だけやな」
「うん、ユーノ君も仕事で忙しいって」
「お兄ちゃんも仕事だって…私も手伝うって言ったんだけどね」
「まぁ、クロノ君やからね」
「うん、クロノ君だしね」


「はっくしょい!」
「うわっ?!どうしたの、風邪?」
「…いや、誰かが噂でもしてるんだろう」
「そういえば、噂されるとくしゃみが出る、ってなんで?」
「さぁな…それより仕事のほう、さっさと片付けるぞ」
「は〜い」


「あ、そういえばユーノは?書庫の仕事って辛いんでしょ」
「うん、みたい。この前あったとき二日徹夜で死にそうって言ってた」
「はぁ、ユーノ君も大変やね」


「はっっくしょん!」
「おや、風邪かねユーノ」
「こっちにうつさないでよね」
「大丈夫、きっと誰か噂してるだけさ」
「エッチなユーノ君、って?」
「ロッテ!」
「あはは♪」


「…それにしても、この一年もいろいろあったな」
「うん、あったねぇ…」
「なんか、あっという間だったけどね」
「まぁ、うちらは試験やら何やらで、な」
「うん、学校と管理局をはしごだからね」
「そう思うと、私たちってすごいことしたんだね」
「そやね、睡眠時間二時間のときもあったからな」
「私は三時間が一番短かったかな?」
「二人とも長いね、私は一時間」
「うそ?!フェイトちゃんそんなときあったん?」
「うん、ほら期末のとき、ちょうどこっちのと重なっちゃって」
「ああ、あの時…そういえば私もその次の日だった」
「…って、何やうちら女の子らしいことしとらんな」
「あ、あはは…」
「…確かに」
「…せやけど、いい一年やったね」
「…うん、それは言える」
「…忙しかったけど、それ以上に楽しかった」
「あはは、何やどんどん向こうに染まってくな」
「にゃはは、確かにそうだね」
「ふふ、ほんとに」

「ほんじゃま…」
「うん…」
「今年も…」

「よろしくお願いします♪」×3


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あとがき
 はい、というわけでお正月ssです
短いのは当然…いえ、なんというか即行で書いたんでこんなんなりました
なぜ即行で書いたか…時間がないからです!
…こんな私ですが、どうか今年もよろしく♪


      
 
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