バカップルは永遠に?

  


ぴぴ♪ぴぴ♪
「ん?メールか」
そう言って、シグナムは自分の携帯端末をいじる
新着メールが一軒、差出人はヴァイス
「…ふふ、ヴァイスのやつ♪」
顔を赤くしながらも微笑むシグナム
そんなシグナムになのはたちは…

「仕事場でああいう顔をするのはどうかと思うけどな…」
「なのはちゃん、人の振り見て我が振り直せっちゅうことわざしっとるよな?」
「ユーノからのメールを見てるなのはも似た顔してたし」
「そ、そうだった?」
「さらに上いっとる気もするな」
「かも、この前は目も当てられなかったから」
「ええ?!そ、そんなひどいことした覚えないけど?」
と、こちらはこちらでほのぼのやっていた

一方ヴァイス

「お、返信着たな…ふふ、相変わらずだな♪」
メールを見て微笑むヴァイス
「ヴァイス陸曹、なんか不気味なんですけど?」
「ふふ♪」
しかし、メールに夢中になっているのか
ティアナの言葉が聞こえていないようだ
「恋って、人をここまで変えちゃうものなのかな?」
「少なくとも見ててうっとおしいことは確かね」
「それはいくらなんでもひどいんじゃ…」
「でも、どうしてそれくらいのことでこうなっちゃうんでしょう?」
スバルとティアナに比べ、いまいち理解できていないエリオとキャロに
ヴァイスは笑みを浮かべ一言
「お前らも、大人になればわかるさ♪」

また別の日

「ヴァイス、今日はクッキーを焼いてみた。前よりは美味くなってると思うんだが?」
「んじゃひとつ…んぐんぐ…うん、美味い♪」
「ほ、本当か?」
「ああ、大体シグナムが作ってくれたんだ、不味いはずないじゃないか」
「まったく、うれしいことを言ってくれる♪」
「へへ♪」
と、いつもの三割り増しくらいの勢いでいちゃつく二人
「…なんか、胃がもたれる」
「何でかしらね、ただ見てるだけだってのに」
「…僕も、なんだかそんな感じです」
「これがお腹いっぱい、っていうやつなんでしょうか?」
そして、スバルたちはなんとなく食後のコーヒーをブラックで飲んだのだった
ちなみに、ティアナ以外は残した…


ヴァイス自室

「…なんか、みんなにいろいろ言われてるな」
「まぁ、ああいうことやってりゃ、ね」
そう言って、ヴァイスは肩をすくめる
「じゃあ、ヴァイスはいやなのか?」
「とんでもない、できれば一日中一緒にいたいよ♪」
「ふふ、私もだ♪」
「…いいか?」
「…ストレートだな、まぁ、いいが」
そう言って、顔を真っ赤にするシグナム
「んじゃ、さっそく♪」
「きゃうん?!…ちょ、いきなりすぎるぞ!」
「仕方ないだろ、シグナムがかわいすぎるんだ」
「ひ、人のせいにするな…んっ!…だから、やめろと」
「やめていいのかなぁ?」
そう言って手を止めるヴァイス
「ぐっ…意地悪だ」
「素直になってくれればいいんすよ♪」
「…してくれ」
「ん?」
「…私を、愛してくれ…ヴァイス」
「了解♪」
笑みを浮かべシグナムを押し倒す

「あ…」
「かわいいぜ、シグナム」
そう言って、ヴァイスはシグナムの胸に触れる
「ん…はん♪」
「相変わらず敏感だな」
「う、うるさい、お前の触り方が悪いんだ」
「…悪けりゃ、感じないと思うがね」
「ぐ、う…」
ヴァイスの言葉に、二の句が継げず押し黙るシグナム
「ま、そういうとこもかわいいんだけどな♪」
「そ、そういうことを平気で言うな、馬鹿!」
「ほんとのことだしねぇ♪」
「きゃう?!…え、笑顔でどこに触れている」
「言っちまうと打ち切りになるから言わない♪」
「意味がわからん…ひゃう?!そ、そこはだめ」
「ふふん♪そういう仕草をもっと見せてくれ…ちゅ」
「ん…ふぁ…」
「…ほんと、かわいすぎだよ」
「ば、馬鹿…そんなこと言われたら…」
そう言って、恥じらいに顔を染めるシグナム
「くあー!シグナムー♪」
「きゃ?!…ちょ、待てヴァイス、今日はなんか変だぞ?!」
「そりゃ、シグナムがかわいいからだ」
「だ、だからそういうことは…ひゃん?!」
シグナムの言葉に、ヴァイスは気にした風もなく
服を脱がしていく
「お、おいちょっと待て!」
「まってな〜い♪」
「ひゃう?!…んく!…」
「さぁ、夜は長いぜ…シグナム」
「はぁ…ふ…望むところだ」

こうして、二人の夜は更けていくのだった…



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あとがき
  というわけで、R-15仕様第2弾でした♪
…まぁ、突っ込みどこはいろいろあるでしょうが…短いとかね(笑)
つーか、正直難しいね、R-15は
なんと言うか、どこで切ればいいのかがわからん…
まぁ、ぶっちゃけ最後まで行かなきゃいいんすけどね(笑)

      
 
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